είμαι を用いた肯定文・否定文・疑問文のつくりかた

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動詞 είμαιを用いた肯定文・否定文・疑問文のつくりかたを学習します。

είμαι は主語の人称や人数によって活用しますが、今回のレッスンではまず、一人称単数(Εγώ・エゴ)を主語として文章をつくる練習をします。

レッスン後半は「英語を話すギリシャ人、ギリシャ語を話す外国人」についてのお話。

キーフレーズ

Αυτό είναι το αεροδρόμιο.
アフト イネ ト アエロドロミオ
This is the airport.
ここは空港です。

ダイアログと単語

これからギリシャで働くペトラ。無事「アテネ国際空港」に到着しましたが、ここからアテネの中心街はかなり遠いと聞いて、混乱している様子です。

Πέτρα(ペトラ):
Δηλαδή, αυτό δεν είναι το Αεροδρόμιο της Αθήνας;

ディラシ、アフトー デン イネ ト アエロスロミオ ティス アティナス?
Petra Gordon: So this is not Athens’ airport?
それじゃあ、ここはアテネ国際空港ではないの?

Κοπέλα στο γκισέ πληροφοριών(インフォメーションカウンターの女性):
Αυτό είναι το αεροδρόμιο της Αθήνας, όμως η περιοχή αυτή δεν είναι Αθήνα!

アフトー イネ ト アエロスロミオ ティス アティナス、オモス イ ペリオヒ アフティ デン イネ アティナ!
Airport information desk girl: This is Athens’ airport, but this area is not Athens.
アテネ国際空港です。でも、ここはアテネではないのです。

Πέτρα :
Και το κέντρο είναι πολύ μακριά από εδώ;

ケ ト ケンドロ イネ ポリ マクリア アポ エド?
So downtown is very far from here?
じゃあ街はここから遠いの?

Κοπέλα στο γκισέ πληροφοριών :
Περισσότερο από μια ώρα.

ペリソテロ アポ ミア オラ。
More than an hour. This is Greece!
1時間以上かかりますね。

単語 読みかた 英訳 和訳
αυτό アフトー this これ、ここ
είναι イネ is είμαι の活用形
κοπέλα コペラ young woman 若い女性
κέντρο ケンドロ downtown,
center
街、中央
από アポ from …から
εδώ エド here ここ
μια ώρα ミア オラ one hour 1時間
μακριά マクリア far 遠い、離れて
περισσότερο ペリソテロ more もっと

単語に関する補足

Δηλαδή(では…)

ダイアログの最初、ペトラが Δηλαδή (ディラシ)と話しはじめました。

英語の so とか that is to say… にあたることばです。このダイアログだと「では」「それじゃあ」といった感じ。

動詞 είμαι(英語のbe動詞)

英語の「be動詞」にあたる動詞 είμαι を用いた基本的な文章のつくりかたを学習します。

これまでの「イントロダクション」「初心者レッスン」にも何度も登場していますが、用法をちゃんとまとめていなかったので…。

英語の「be動詞」と同じく、ギリシャ語の είμαι も、主語の人称や人数によってかたちをかえます。

είμαι の活用(現在時制)

活用形 読みかた 英訳
είμαι イメ I am
είσαι イセ you are
είναι イネ he/she/it is
είμαστε イマステ we are
είστε イステ you are
είναι イネ they are

主語の省略

είμαι を含めたほとんどの動詞は主語の人称や人数によってかたちをかえますので、ギリシャ語では、ふつう、主語を省略して文章をつくります。

たとえば、

I am Maria.

という文章をギリシャ語にしてみます。

I(わたし)はギリシャ語で Εγώ といいます。am は上の表のとおり είμαι なので

Εγώ είμαι η Μαρία.
エゴ イメ イ マリア

でもいいのですが… είμαι を用いている時点で主語が「わたし」であることはわかるので、ふつうは主語を省略してしまって

Είμαι η Μαρία.
イメ イ マリア

とします。

なお、η は女性名につける冠詞です。冠詞については「ギリシャ語の名詞の性、ギリシャのカフェで注文メモ」などで学習しました。

同様に、

You are Maria.

という文章をギリシャ語にする場合も、you(あなた)にあたる単語 εσύ を省略してしまって、

Είσαι η Μαρία.
イセ イ マリア

とします。

είμαι を用いた肯定文・否定文・疑問文のつくりかた

είμαι を用いた肯定文・否定文・疑問文のつくりかたを学習します。今回のレッスンでは、主語は Εγώ(英語の I)のみとします。

まずは上のおさらいです。肯定文は「主語 + 動詞」の順序。

Εγώ είμαι.
エゴ イメ
I am.

でも、ふつうは主語を省略します。

Είμαι.
イメ
I am.

特に主語を強調したいときなど、省略しないこともあります。

否定文は、είμαι の前に δεν(英語の not)を置きます。

Εγώ δεν είμαι.
エゴ デン イメ
I am not.

主語を省きます。

Δεν είμαι.
デン イメ
I am not.

疑問文の語順は、肯定文と同じです。語尾にセミコロン「;」を置きます(クエッションマーク「?」ではありません)。

Εγώ είμαι;
エゴ イメ
Am I?

主語を省きます。

Είμαι;
イメ?
Am I?

είμαιを用いた例文

(Εγώ) είμαι άντρας.
(エゴ) イメ アンドラス
I am a man.
わたしはおとこです。

(Εγώ) είμαι Έλληνας.
(エゴ) エリナス
I am Greek.
わたしはギリシャ人です。

(Εγώ) δεν είμαι κουρασμένος.
(エゴ) デン イメ クラスメノス
I am not tired.
わたしは疲れていません。

(Εγώ) είμαι στην Αθήνα.
(エゴ) デン イメ スティン アティナ
I am in Athens.
わたしはアテネにいます。

(Εγώ) δεν είμαι στην Αμερική.
(エゴ) デン イメ スティン アメリキ
I am not in America.
わたしはアメリカにいません。

(Εγώ) είμαι στο γραφείο.
(エゴ) イメ スト グラフィオ
I am at the office.
わたしはオフィスにいます。

英語を話すギリシャ人、ギリシャ語を話す外国人

ギリシャ語は世界で最も古い言語のひとつであり、古典ギリシャ語は欧米のさまざまな言語の由来となっています。

ですが、ギリシャ語を話す国や地域は少ないため、ほとんどのギリシャ人は英語を習得しています。ここ40年間でギリシャの英語教育はさらに発展し、ほぼネイティブレベルの英語を話す人もたくさんいるとのこと。

そのため、外国人がギリシャ語を話すことをギリシャ人はとっても喜ぶそう。どんなにつたなくてもしっかり耳を傾けますよ、というお話でした。この感覚、日本人にはよく理解できますよね。

今日学習したエピソード

GreekPod101 Beginner S1 #1 This Is Greek Athens—Or Is It?

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